森のようちえんの集合場所近くにイノシシが出没!こんなシチュエーションで、こう判断・行動しました

昨日Facebookにこんなことを投稿しました。
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昨日の朝、イノシシと遭遇したんです。
森のようちえんの活動場所…
子どもの集合場所から
50メートルほどの場所で。
 
この投稿を読んだ方、
主に森のようちえん仲間から
状況や対応を知りたいと
コメントをいただきました。
今の時期、
イノシシがとても活発に活動していて、
森の中だけでなく住宅地の近くでも
イノシシの痕跡をよく見かけますからね。

今回のシチュエーションは
言葉で説明するのが難しいので、
図解してみました。

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【シチュエーション】
 
時間は朝9時半頃。
野外料理での活動場所に
【車で】向かっていた時のこと。

走ってきた道路から左折して
活動場所の敷地の入り口に入ったところ

(赤い矢印の先端あたり)で、
左側の遊休地から動物が飛び出して横切る。
一瞬の間を置いて、イノシシと気づく。
目視で体長50センチくらいの子どものイノシシ。
 
「わぁ、イノシシの子ども♡かわいい♡」
と思ったのもつかの間、
私の車にたぶん驚いて、
坂道を駆け上がっていってしまった!
 
つい1分くらい前には
「集合時間間違えてないよね、
今10時30分じゃないよね」
と確認したくらい
朝からかなりのんびりした気持ちだった私。
「おおー、イノシシ見たわぁ」と
平和な気持ちになりかけたものの、
次の瞬間代表スイッチがようやく作動。

イノシシが走って行った先は、
まめとっこの親子の集合場所。
距離にして50メートルほど。
集合場所には園児親子だけでなく、
1・2歳の弟妹たちもおり、
子どもとはいえ興奮したイノシシが
突っ込んでいって誰かにぶつかったら!?!?
悲鳴を上げるまめとっこの子どもと大人の
地獄絵図がパッと脳裏に浮かんでしまった。
 
それを想定したのに
行動しないという選択は私にはなく、
次の瞬間にはアクセルを踏み込んで
坂道を駆け上がりながら
クラクションを鳴らすという行動を選択。
 
 

【結果】
 
坂道を駆け上がりながら見たイノシシは、
子どもの集合場所手前
(水色の矢印の先端あたり)で
道路わきの側溝に姿を消した。
その側溝の先が
子どもたちの集合場所付近に
抜けている可能性も考えられたので、
周りにいた人にとにかく
「イノシシがいるから逃げて」と伝える。
「早く建物の方へ」と。
 
それから車を停めて周りを確認。
イノシシの姿がないのを確認してから車を降り、
周りにいる人たちに
「ちょっと待っててね」と声をかけて
施設事務室へ。
一部始終を伝えると、
施設の職員さん数名が確認に出てきてくださる。
 
とりあえず近くに姿はもう
見えなくなっていたので、
大人と子どもに状況を説明し、
イノシシに注意しながら普通通りの活動へ。

具体的には、
出発前に子ども全員を集めて、
イノシシがすぐ近くにいたこと、
母イノシシに出遭う可能性があること、
そのため大人が先頭を歩くことなどを
必要以上に怖がらせないように伝えてから出発。
私が周囲に目を配りながら先頭を歩き、
野外料理場に到着。
朝の会でもイノシシの対処
(ここにイノシシが迷い込んできたら
台の上に上がること)を伝える。
 

ちなみに子どもたち、
「うんうん」とうなずきながら聞いており
すごく理解している様子だったけど、
同じ内容を〇×クイズのようにして
理解を確かめてみたら
正解率めっちゃ悪かった。
年長の子であっても。

説明をして
「うんうん」とうなずいていても、
子どもによって理解は様々で
おそらく話の解釈も様々なんだろうなと
いうことも分かった。 

 

【振り返って思うこと】
 
クラクションを鳴らしながら
坂道を駆け上がることが、
よかったのかどうか。
イノシシを余計興奮させるリスクを上げ、
周囲にいる人をただただ驚かせてしまう
だけだったかも…とも思う。
そして、「逃げて!」と言った私は
かなり興奮していた(恐怖から)。
必要以上に周りを怖がらせた気がする。
 
しかし最悪の事態を免れたのは、
イノシシが駆け上がったちょうどその時
子どもたちの集合場所の出入り口に
送りを終えた園児のお父さんの車が
ちょうどいたからだったと思う。
たまたま出入り口をふさいでくれていたおかげで
イノシシが車(障害物)を避けて
道路わきの側溝に入り、
そのままフェンス沿いに
山に戻ってくれたものと考えられる。
もしお父さんの車がなければ、
子どもの集合場所に一直線に
イノシシが駆け込んでいただろう。
 
私が取った行動は、どうだったのか…。
今回のイノシシは子どもだったので、
私がそのままイノシシの背中を見送って
行く末を天に任せたとしても
大きな事態には至らなかった可能性はある。
でも、イノシシが走って行ったその先に
1・2歳の子どもがいてぶつかったかもしれないし、
ただ人の間を駆け抜けていくだけだったかもしれないし。。
 
でも、じゃあ、どれくらいの大きさの
イノシシだったら危険なのか?
今回遭遇したのがもっと大きな、
70センチとか1メートルくらいの
イノシシだったらどうだっただろうか?
それくらい大きなイノシシなら、
お父さんの車がいたとしても
側溝には入れないだろうから、
車にぶつかるか車の横をすり抜けて
子どもの集合場所に駆け込んでいただろうと思う。
 
そんなとき、誰が何を守る?
私はどうするべきだっただろう。
どちらにしても、
私はただ黙ってイノシシの背中を
見送ることはできないだろうな。
その先で修羅場が起き、
誰かが怪我をして悲鳴が上がる・
大混乱になる可能性がある時に、
「頼む、神様!!」はできない。


それから…
普段からイノシシの痕跡が
色濃く残る場所で活動しているので、
いつでもどこでもイノシシに遭遇するリスクはある。
どれくらいの確率かは分からないけれど。

傘をパッと開いて一瞬で視界を遮ればいいとか、
木に登るといいとか聞くけど、
現実には傘を持って森に入るわけではないし、
子ども全員を木に登らせることはできない。
それに、イノシシは助走なしで
1メートル以上ジャンプできるとも聞く。
台に上ったところで、
興奮したイノシシの前には全く無力かもしれない。


じゃあどうするか?
残念ながら今の時点で
まだ答えを見いだせずにいる。

深い森に入り込まない、
熊鈴をつけてにぎやかな声を出しながら活動して
こちらの存在にイノシシに先に気づいてもらう、
くらいしか浮かばない。
それから、イノシシの生態を知ること。

きっと、イノシシとの出遭いは突発的。
イノシシの行動範囲は広いので、
深い森の中じゃなくて住宅地でも
遭遇の可能性がある。

じゃあ、どうするか。。。
イノシシへの対処は非常に難しく感じる。


これを読んでいる皆さんの周りに
イノシシ博士がいたらご紹介ください。


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森のようちえん まめとっこ代表&有機農家 咲とやま農園
石井千穂(ちほっち)
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by ripplering77 | 2017-12-01 15:42 | 森のようちえん

子どもにも大人にも自然とのつながり、枠を外して遊び心・子ども心を!趣味はビーチコーミング、仕事は森のようちえん まめとっこ代表。森や海で思いっきり遊んで学び、育つ日々。


by 石井 千穂
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