20020315/「笑いのツボ」に泣く
2002年 03月 15日
今日はまじめに仕事の話題。
毎週金曜日は、2年生の読解の授業を担当している。
(実際は「泛読(はんどく)」という科目。)
今日はネットで拾ってきた文章を教材に、
いつもと同じように授業を始めた。
まず、指名読みしてから教師すなわち私の音読、
そのあと意味の分からない語句について質問させる。
そこで、「質問されたら困るな」と内心心配していた質問がでた。
日本語話者のみなさんにも考えていただきたい。
「『笑いのツボ』って、どういう意味ですか?」
日本語話者なら直感的にわかることばを、
敢えて言葉で説明するのはむずかしい。
コレは、日本語教師なら誰しもが日々ぶつかる壁であり、
またそれを乗り越えていかなくてはならない。
なんせ、「国語としての日本語」ではなく
「外国語としての日本語」を教えているのだから。
「ね、何となくわかるでしょ?」
こういうことは、通じないのである。
さて。上記の質問に私がどう答えたか。
「あのねー、うーんとねー、
(中略)おもしろいな、と感じる個人の感覚です(大汗)」
どどどど、どうなんでしょう…。
一応、分かったフリをしてくれた聞き分けのよい学生に感謝。
(いや、ホントにごめんね。)
毎週金曜日は、2年生の読解の授業を担当している。
(実際は「泛読(はんどく)」という科目。)
今日はネットで拾ってきた文章を教材に、
いつもと同じように授業を始めた。
まず、指名読みしてから教師すなわち私の音読、
そのあと意味の分からない語句について質問させる。
そこで、「質問されたら困るな」と内心心配していた質問がでた。
日本語話者のみなさんにも考えていただきたい。
「『笑いのツボ』って、どういう意味ですか?」
日本語話者なら直感的にわかることばを、
敢えて言葉で説明するのはむずかしい。
コレは、日本語教師なら誰しもが日々ぶつかる壁であり、
またそれを乗り越えていかなくてはならない。
なんせ、「国語としての日本語」ではなく
「外国語としての日本語」を教えているのだから。
「ね、何となくわかるでしょ?」
こういうことは、通じないのである。
さて。上記の質問に私がどう答えたか。
「あのねー、うーんとねー、
(中略)おもしろいな、と感じる個人の感覚です(大汗)」
どどどど、どうなんでしょう…。
一応、分かったフリをしてくれた聞き分けのよい学生に感謝。
(いや、ホントにごめんね。)
by ripplering77
| 2002-03-15 18:14
| 桂花日記(中国日記)