息子二人の出産ストーリー。難産と安産
2016年 07月 28日
昨日4歳の誕生日を迎えた次男出産と、
その4年前の長男出産を回想して。
私、自慢じゃないけど長男の出産のときは
10分間隔の陣痛が始まってから産まれてくるまで40時間以上かかった。
助産院で里帰り出産の予定だったのが、
思ったようにお産がなかなか進まないということで
お産の途中で総合病院に救急車で搬送。
ショックと疲労から完全に陣痛がストップし、
子宮口が開くのに時間がかかったし、再開後の陣痛もあまり痛くなかった。
いわゆる微弱陣痛の状態。
そして、最後には切開も受けた。
妊娠中に、自然育児・自然なお産というものを知って
とかを読んで、できるだけ不必要な処置を受けずに産みたいと思っていたのに。
しかも、陣痛促進剤も使ったのになかなか効かず、
点滴の濃度がマックスになって
あともう少しで点滴がなくなる!というギリギリで
分娩台にあがったものの、産まれてくるまで、
ほとんど痛みなし=子宮の収縮なし!?だった。
最後は子宮収縮の力じゃなくて、
腹筋と全身の力だけで産み出した。
こういう経験から、
・私は子宮口が開きにくい
・陣痛が強くなりにくい=子宮の収縮が弱い
・出口が伸びにくくて、避けたいけれども、
赤ちゃんが出るときは切るか裂けるかするだろう
・総合的に言って、産み出す性としての資質に欠けている…
と、自分にレッテルを貼ることとなった。
そういうこともあって、
もしかして…いや、高い確率でまた微弱陣痛になってしまうんじゃないか、
私の出産は何回でも長男のときと同じ経過をたどってしまうかもしれない…と、
不安で不安でたまらなかった。
それはもう、長男出産後すぐにお医者さんに聞いたくらいに。
でも、結果、次男は10分間隔の陣痛が始まってから6時間ほどで誕生。
5分間隔くらいになるまでの2~3時間は、
普通に我慢できるというかやり過ごせる程度の痛み。
その後病院に向かってる間にだんだん痛みが強くなってきて、
思わず声が漏れるくらいになって、病院に着いたときには子宮口8~9センチ。
そこから1時間半ほどで次男誕生。
切開も裂傷もなく、無傷。
長男出産後に思い込むことになったことが
全部外れる出産だった。
そのうえ、次男は8万人に1人という
卵膜に包まれたまま産まれてくる幸帽児でもあったしね。
◆幸帽児という生まれ方~次男誕生物語~
http://seaofsky.exblog.jp/25849187/
長男出産のあと、
お医者さんに「次の出産も微弱陣痛なんでしょうか」と泣きそうになりながら
聞いた私に、お医者さんが答えてくれた言葉
「そうかもしれない。でも、違うかもしれない。
同じお母さんでも、出産は1回1回違いますからね」
あのときは不安で怖すぎて、
素直に信じて飲み込むことができなかったけど、
本当に、一人ひとり、1回1回違うんだ。
次男とは対照的に、難産の部類に入ったお産で
一生懸命産まれてきてくれた長男と、
体もこころにも傷をつけて
懸命に産み出したあのときの私の頭を撫でてあげたい。
※文中、「難産」と繰り返していますが、長男出産後、
すぐに「私安産だった!」と言ったくらいに、
医学的な意味ではなく、
気持ちのうえでは子どもが無事に産まれることが
安産だという考えでいます。
帝王切開や自然分娩、ミルク育児や母乳育児などなど、
出産前はいろいろと理想がありましたが、
どんなあり方でもただ等しく尊いと考えています。
お母さんたちには、「こんな産み方がいい」「こんな育て方がいい」と
いろんな理想があったと思うけど、
実際には思い描いた通りにならないことだらけです。
でも、思い通りにならなかったことが、お母さんのせいだとか、
お母さん自身や産まれてきた赤ちゃんなどなどの
価値を決めるものでは決してありません。
石井千穂
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by ripplering77
| 2016-07-28 06:45
| 妊娠・出産