イタドリの下処理 我が家は塩漬け
2016年 05月 01日
山道で採ってきた
大量のイタドリ。
広島では、
子どもの道草のおとも
という認識でしょうか。
私も子どもの頃、
散歩の合間にポコポコ折って
皮をむいてかじっていました。
そんな、懐かしいだけの存在だった
ポッコンですが、
3年前に父が、
姉の嫁ぎ先の香川に行ったとき
「イタドリを山菜として食べてうまかった」
と教えてくれたことをきっかけに
採集するようになりました。
調べてみると、
高知や和歌山では
山菜として食べられているんです!
(父が食べたのも、
高知から香川に嫁いできた方が
姉家族におすそわけしてくれたものらしい)
山菜好きで
野山を駆け回るのが
好きな私には、
絶好の遊び!!
(そう、お茶摘みもイタドリ採りも
楽しい楽しい遊びなんだなー🎵)
そうして、3年前から
イタドリ採り&料理を始めたわたくし。
採ってきたイタドリは、
「山菜」として食べるために
まずは下処理します!
根本から皮をむきます。
短くてずんぐりした形のが
むきやすい。
スルスルスル~!とむけると
何とも気持ちいいものです。
どんなに形がよくても、
大きく伸びたものは
水分量の関係か、むきにくいです。
イタドリは成長すると、
こんなふうに木になるからね。
大きくなると水分が抜けていくのかなー。
そんな大きなものは、
ピーラーを使うか、
伸びたものは上の方だけ摘んでくるか、
どちらかにするのが吉です。
スルスルむけないものを
手でむくと爪を傷めます(°▽°)
そして、イタドリは
酸っぱい=酸を多く含んでいる
ので、ずっと触っていると
指先が荒れてくるからね!
ところで、イタドリは
赤いのと青いのがありますのよ。
青いのは、
オオイタドリっていうんだって。
名前の通り、大型種です。
赤いのがイタドリ。
上の写真は赤が多いかな。
赤の方がむきやすい感触。
ピーラーが必要になるのは
青いのが多い気がするな~。
さて、皮がむけたら。
適当な容器に入れて
塩をふります。
長い場合はポッコン!と折って。
塩漬けにする過程で、
イタドリに含まれる
シュウ酸と塩が結合して、
シュウ酸を抜くことができるそう。
精製塩ではなくて、
にがりを含んでいる
いい塩を使いましょ♪
一日でも置いておくと、
こんなに水分が出ます。
(重石をするとなおよし!)
これを捨てて、
さらに塩を大量にまぶせば
塩漬けのできあがり~🎵
冷蔵庫か冷凍庫で
保存するのがいいですよん。
使うときは、
一日水にさらして
(水を何回か換えながら)、
食べやすい大きさに切って料理します。
私はキンピラが好き!
甘辛く炒めるのがオススメです。
調べてみると、
サラダに入れたり
煮浸しにしたり
いろんな食べ方があるようですよん。
主婦の味方、
COOKPADさまにも
いろいろ載ってます☺
今年は暖かかったので、
タラノメやコシアブラのような
王道の山菜と同様、
イタドリも例年より早く出て
成長しています。
今からイタドリ採りに挑戦する人は、
北の標高の高い地域に行ってみて。
広島では、吉和とかかな?!
もちのろん、
人様の土地に無断で入らないように!
幸い、イタドリは
道端にたくさん生えているので、
田舎の山道を走りながら探せば
ある程度採れるハズ!
お楽しみあれ♪
by ripplering77
| 2016-05-01 07:57
| 食べものをつくる