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しものせき水族館 海響館のウニ(3)

さて、しものせき水族館・海響館のお話に戻ります。
「ウニを愉しむ」も3回目。最終回です。


しものせき水族館 海響館のウニ(3)_c0016208_16581517.jpg

お盆休みの人出でどの水槽も
黒山の人だかり。
そんな人ごみを避けるように
ほとんどの水槽を簡単にのぞくだけでスルーしてしまっていたのですが、
見覚えのある「穴」がふたつ・・・。
思わず足が止まりました。

みなさんもきっとお分かりでしょう......
そう、愛しのタコノマクラです♡
まさかこんなところで会えるとはー!

この水槽、下関周辺の自然環境を
再現したものだったんだけど、
そこにこんなに無造作にタコノマクラが
展示されているところを見ると、
下関ではタコノマクラはメジャーな
生き物なんだねー、きっと。
何の解説もなかったけど・・・。
(この岩場の下にはもちろん魚たちが泳いでいましたよん♪)

視線をもう少し右に移すと、タコノマクラがその可憐な花紋をこちらに見せてくれていました。
漂白されていないところが自然でいいね。
しものせき水族館 海響館のウニ(3)_c0016208_177244.jpg
ちなみに一番右に見える白いものは、そのシルエットからブンブク?と思えたんだけど
確認はできず。大きさと丸みから判断するにオオブンブクくらいかな~。


さて、その他にも、普段生きた姿を目にする機会の少ないウニも見られました。
しものせき水族館 海響館のウニ(3)_c0016208_16471740.jpg
しものせき水族館 海響館のウニ(3)_c0016208_16473156.jpg

まずはジンガサウニ。
すんごいいっぱい!! 岩肌にはりついています。
ジンガサウニを図鑑などで見るたびに裏側はどうなっているんだろう?
裸殻ってどんな形をしているんだろう??って、どうしても気になります。
去年行った東大ウニ展でもトゲつきの標本しか見られなくて。
いつか手にしてみたいウニのひとつ。


それから、最近しょこたん発信で注目を浴びつつあるスカシカシパン。
しものせき水族館 海響館のウニ(3)_c0016208_16511292.jpg

うーむ、立派!ウワサに聞くとおり、半分砂に埋もれているのね~。
なんだか感激。


・・・と思ったら、実はコレ、パネル展示でした~(゜◇゜)
(ジンガサウニ2枚目の画像の中心に霊体らしき青い光が写りこんでいるのは画面を写したから)
海響館1階のオープンスペースで見られました。
下関もウニの加工品で有名だもんね。そういう事情で「展示」されていたのだと思います。

同じく1階には下関出身の貝類収集家・河村良介さんの貝殻コレクションも
展示されていました。初めて見る貝殻も多くて、こちらもワクワク。

魚も可愛いけど、地味~なウニがお好きな方も、ぜひ機会があったら海響館へどうぞ♡


*20070826 追記
ジンガサウニとスカシカシパンは生体展示ではなく、パネル展示でした。
文中「パネル展示」の指示部分が明確ではありませんね。。。反省です。

by ripplering77 | 2007-08-25 17:18 | 水族館・動物園・博物館

子どもにも大人にも自然とのつながり、枠を外して遊び心・子ども心を!趣味はビーチコーミング、仕事は森のようちえん まめとっこ代表。森や海で思いっきり遊んで学び、育つ日々。


by 石井 千穂
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