2016年の不作玉ねぎと農薬考

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例年、手のひらからこぼれるほど
どでかく育つ我が家の玉ねぎ。

今年は西日本のほとんどの農家が悩まされたべと病(カビがついて葉っぱが枯れる病気)のおかげで
こんなに小さな玉しかできませんでした。
葉っぱが早くに枯れたから、光合成ができなかったんだね。


例年は3玉で1キロいくくらいなのに、
3玉でもまだ余る手のひら。。



それでもきれいにできてるふうだけど、
頭の部分を切り落とすと、

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中の方まで変色しています。
これがべと病の影響。

べと病は人体には影響ないとはいえ、
玉ねぎそのものの保存性を低めます。


腐りやすくなるんです。
だから今年の玉ねぎは、小さくて日持ちしないという悩ましさ。



小さくてもいいからせめて日持ちしてくれればいいのに、、
しかも中から腐るので、
外見からは腐ってるかどうか判別がつきません
切ってみてはじめてわかるんです。
(もちろん例年通り、ふつーに全体的に腐るものもあります)



でも、お店で売られている玉ねぎは立派な大きさ。
ちょっと皮の感じがべと病っぽいのを見かけることはあるけど
ちゃんと育ってます。

気候条件がよくて品種もそこにぴたりとはまったのか、
それともべと病を予防する農薬をタイムリーにきかせてつくったのか。



「農薬」と聞くだけで、それを悪者扱いし、
「無農薬」「有機」のものを信奉する人がいます。

農薬が一回でも使われているならダメ。
農薬を使うからダメ。
って。


でも、西日本の玉ねぎが壊滅的な状況で
北海道の玉ねぎも台風の影響を受けて全般的に不作な今年、
スーパーでだれもが玉ねぎを手にできるのは
農薬のおかげですから。


農薬をタイムリーに適切に使ったから
この不作な今年でも玉ねぎが食べられる。



今年みたいな年を農家として経験すると、
有機農家ではあれど、

農薬はもともと愛から生まれたものなんだろうと
そんなことが浮かんでくる。


食べるものを少しでも確保するため。
少しでも広く、多くの人に食べさせるため。


農薬=悪じゃない。
農薬=敗北でもない。


要は、使い方と目的の問題だ。




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石井千穂
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by ripplering77 | 2016-10-04 07:23 | 咲とやま農園 | Comments(0)

子どもにも大人にも自然とのつながり、枠を外して遊び心・子ども心を!趣味はビーチコーミング、仕事は森のようちえん まめとっこ代表、有機農家 咲とやま農園妻。森・畑・海で思いっきり遊んで学び、育つ日々。


by 石井 千穂
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