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うれしいことば

今日は、息子を母にみてもらっている間に、
ひろしま版の追加印刷と中区・西区・佐伯区の主要公民館に新聞配達に出かけてきました。

その前に、広島市役所の記者クラブに
プレスリリースを届けに行ってきたのですが、はじめての場所に、緊張。
出産前まで仕事をしていたときには特別何も感じなかったのですが、
市役所のエレベーターでスーツでぴしっときめた方々と乗り合わせると、
ドキドキしてきてしまいました^^;
勝手の分からない場所での「はじめてのおつかい」状態だったからなおさらですね~。

記者クラブで一仕事終えて、帰りにたまたま見つけた子ども未来課
(お母さん大学の趣旨にぴったりのネーミング!)と保育課にも新聞を一部ずつお渡しして、
ホッとした気持ちでエレベーターに乗り、帰路につきました。

それがね、駐車場は地下2階なのに、1階までしか行けないエレベーターだということに
乗ってボタンを押すだんになって気がついて。
私と同じ来客の年配の女性も駐車場に行けないわ~とおっしゃっていたら、
乗り合わせた市役所の男性が親切に階段を教えてくださいました。

その女性と一緒に階段を下りているとき、
「いいわね、そのスカート。そういうのが大好きなの。でももうはけないわ」と
声をかけてくださったことがきっかけで会話が始まり…。

私はチェックの赤いスカートをはいていたのだけど、
その女性は母より少し上の先輩お母さんと見受けられたのですが、
オフホワイトのジャケットに春らしいピンクのストールを
巻いていらっしゃって、ふわふわの髪型もおしゃれ。
たまたま出会った方とそんな他愛もない会話ができたことがうれしくって、
どうしても新聞をお渡ししたい!という気持ちになってしまい、
階段で別れるときに思い切って新聞を手渡しちゃいました!

「あら、素敵な活動をしているのね!」
「もう息子は40代なのに、いいのかしら」
「あ、孫にいいわね」とおっしゃりながら快く受け取ってくださって、
それだけで感無量。
それからその場でひろしま版を開いてくださって、
マアルの磯崎直美さんの連載「はじめてみよっか、布ナプキン」を見て、
「あら、これこないだ新聞で見たわ!」と。
そう、先日マアルのお二人が中国新聞の朝刊で話題として取り上げられていたのです。
それをご覧になっていたようでした。
「私の母の世代や戦時中はものがなかったから布を使っていたと聞いたけど、
今でもそういうのがあるのね」とお友だちと話されていたそうです。
なんだか、こんなお話が聞けるなんて、うれしい!


別れ際に、こんな言葉もくださいました。

「子どもが小さいと、いつまでも大変だと思うかもしれないけど、すぐ終わるから。
本当に、すぐ!
二人の息子に毎日ハンカチ持たせて、宿題を見て、…ってやっていて、
大学生になったら毎月仕送りをして世話をしていたけど、
あるときピタッとそれが終わったの。
私もびっくりしたの。子どもって、自分で生きられるようになるのよ!
今はとってもいいときなんだから、がんばってね。活動もがんばってね」

にこにことあったかい笑顔でこんな素敵な言葉をいただいたものだから、
階段の踊り場で別れてから地下2階にとめた車のところに向かう間に、
幸せな気持ちと「子どもって、自分で生きられるようになるのよ!」という言葉が
繰り返し浮かんできて、涙がじわじわ湧いてきてしまいました。

新聞つくって、新聞を配ってるから、出逢えた人・出逢えた言葉。
大きなおおきなごほうびをいただいた、心に残る一日でした。
by ripplering77 | 2011-03-08 00:22 | お母さん業界新聞・お母さん大学

子どもにも大人にも自然とのつながり、枠を外して遊び心・子ども心を!趣味はビーチコーミング、仕事は森のようちえん まめとっこ代表。森や海で思いっきり遊んで学び、育つ日々。


by 石井 千穂
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